Global Business Guide Indonesia

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PT Dan Liris | Ms Michelle Tjokrosaputro
Ms Michelle Tjokrosaputro

Dan Lirisは、生地だけでなく使用される技術の点でも、生産プロセスを大きく拡大してきました。より品質の高い繊維の生産に加えて、最新の機械を使用を含みます。

Michelle Tjokrosaputro氏、代表取締役

GBGインドネシアは、2014年に、紡糸、機織り、仕上げ、プリント、衣服の製造に専門化した繊維企業としてDan Lirisを紹介しました。昨年以降、御社で行われた動向について教えて頂きますか。

Dan Lirisは生地の製造だけでなく使用技術の面においてもその生産プロセスを拡大してきました。これにより品質の高い繊維の生産と最新の機械が可能になりました。例えば、オーストリアのメーカーから糸のバティック製品があります。この繊維は、シルクの滑らかさとコットンの吸収性を持ちながら、ポリエステルのさっぱりとした見た目を持っています。これらの要素を持っていますが、この製品は実はレーヨンの一種なのです。日本人のデザイナーと協力して、このファブリックの使用を進めてきました。この洗練されたファブリックとヤーンの使用は、弊社に新しい風をもたらしました。前と比較すると、弊社はより洗練された製品を作ることで、ファッションに向かっています。さらに、弊社はさまざまな種類の糸や繊維を試したり、新しい機械を作り、これに対するさらなる最適化を目指しています。

インドネシアの繊維産業は、ルピアの下落などの問題により、注目を受けています。このような状況ですが繊維事業の直近の将来と中長期の見通しについてお聞かせください。

生産コストが上昇し続けているため、インドネシアの繊維産業は大きな課題に直面しています。私自身は、人件費と電気代の二つの理由により、現状はすぐに変わらないと思っています。具体的に説明すると、電気代は2014年の頭から今日までに40%上昇しました。この短期間で大幅な上昇です。これによりバングラディッシュやミャンマーなどのより価格競争力がある国との厳しい競争にさらされます。Dan Lirisは、しかしながら、弊社の衣服製品は全て輸出品質であるため、この不利な条件の中でも生き残ることができるでしょう。

競合の織物製造業者が労働条件に関する問題で苦戦する中、インドネシアは近年、労働者のために職場環境についての認識を変える心のみがあります。Dan Lirisもアメニティやトレーニング施設などを提供することで、従業員の福利厚生改善に努めていますか?

法律で義務付けられているからではなく、従業員は会社の屋台骨なので、従業員の福利厚生は常に弊社の最優先事項でした。例えば、弊社の工場ではインドネシアで初めて授乳質を設けました。他にも、工場施設で迷ったり、風雨にさらされないように、従業員が使える通路の整備も行っています。

また、弊社は従業員によるイニシアチブと会社へのコミットメントにたいするボーナスも提供しています。

例えば、バリやジョクジャカルタへの旅行を従業員に提供しました。Dan Lirisは、CSRプログラムの策定にも力を入れており、弊社から退職した従業員の厚生にも力を入れています。

Dan Lirisは事業を拡大し小売事業の展開を始めましたが、社内ブランド「Bateeq」を通じた小売市場への参入の進捗についてお聞かせください。

「Bateeq」を通じて、Dan Lirisはすでに35の店舗を展開しています。ジャカルタのガンビール駅や、バンドンやスラバヤに店舗にもオープンする予定です。外国の事例から学び、鉄道の駅が戦略的に優れた立地であるとわかりました。そこで、Dan Lirisはインドネシアで初めてガンビール駅にファッションの小売店を開きました。さらに、弊社の「Bateeq」コレクションは「Metro」や「Debenhams」などのハイエンドデパートや、ジャカルタの「Plaza Indonesia」や「Senayan City」などの大型ショッピングモールにも小売店を開いています。2015年末には、「Beteeq」ブランドの小売が55店舗あるでしょう。

新しいビジネス分野への多様化に加えて、Dan Lirisは新しい機械や技術への投資を通じた、生産設備近代化へのコミットメントを証明してきました。このことに関して、今後の動向を教えてください。

多くの企業が操業を中止しているインドネシアの繊維産業に希望があるとしたら、それは生産設備への投資が容易になっていることです。中古の機械の購入と導入ができます。生産設備をアップグレードすることで、3つの紡績ユニット全てを、輸出品質の製品を生産可能にするなども2年以内には可能になるでしょう。これは全ての商品を100%輸出品質にするという繊維部門の目標にもかなっています。高品質の繊維は、アメリカ合衆国、ヨーロッパ、中東でつねに需要があります。これら顧客セグメントは、価格のために品質の妥協をしないため、Dan Lirisは一貫して常に自社製品の品質向上に努めています。インドネシアのメーカーにとって、生産コストは高いけれど収益性を確保できる商品群です。

最後に、グローバルビジネスガイドの読者に対して一言お願いします。

Dan Lirisの商品はすでに買い手がたくさんいますが、品質向上に努めて続けています。衣服部門でもこの努力をし続けます。また、繊維部門はいくつかの課題の直面しているので、衣服部門以上の努力を実施いたします。輸出の増加に伴い、業績は向上しています。