Dan Liris社の染色・仕上げ・プリント部門は、ろうけつ染め製品製造ならびにインドネシア国内ろうけつ染め販売店との提携において、幅広い経験を有しております。染色、プリントバティックおよびテキスタイル・モチーフを作り出すために、必要な染色や漂白行程に熟知し、年間1,300万メートルもの織物を製造する技術を備えたDan Liris社は、様々な色や複雑なパターンの専門家として広く知られています。
当ろうけつ染め部門も、インドネシア国内で最も熟練した部門であると長期にわたり評価を受けています。現在、 Dan Liris社有能人材の能力を最大限に活かすため、様々な分野での多様化を目指し、年間1,450万メートルを製造するプリント・サービスの拡大を展開中です。
プリントTシャツのブランド Blangkonnの着手に始まり、Dan Liris社ではその他別分野のプロジェクトへの出資やプリント部門の拡大も検討しております。日本の一流印刷会社とのジョイント・ベンチャー案を通して、近い将来 Dan Liris社は日本マーケットへ新しいプリント製品を紹介できるよう、新規印刷設備の導入を検討しています。
Dan Lirisは、仕上げとプリント部門でいくつかの肯定を自動化するなど、生産設備の近代化に対して継続的な取り組みを行っています。さらに、イタリアの紡績設備企業「Arioli」から「VAPO2008-350mスチーマー」を購入し、セルロース繊維と反応性染料の間に高度な結合プロセスを実装しました。これらの進歩により、より高品質な染料を繊維の仕上げに使用することに加えて、製品の品質基準を常に高く保つことが可能になりました。さらに、Stovec Industry社製ロータリープリント機械の導入などの投資により、より正確でよりコストが低い生産が可能です。
さらに、当社は、布に特有の質感を加えるために、いくつかの特別な処理を施しています。そのため、シルケット加工(染料の引張強さおよび親和性を増加させること)からサンフォリゼーション(最初の洗浄後に生じる収縮量を減少させること)まで、染色、仕上げ&プリント部門は、より高価なテキスタイルへ生産能力を多様化しています。そのことにより、世界中の様々な新しい市場へのアクセスを可能としました。